心配だけど楽しみ!
1回目が大変、でもやる価値はある!
子どもの誕生日パーティを初めて開催するとなると、楽しみだけでなく「うまくできるかな?」と不安もあるのではないでしょうか。
未就学児の子どものお誕生会であれば、親が主導してむしろママ同士のパーティといった感じで進めれば、意外と簡単にうまくまとまります。しかし、主役の子どもが小学生ともなると、友だちを招待する一大イベントに。
今回は、初めてでも失敗しない誕生日パーティの準備と当日のポイントをご紹介します!
パーティ準備はシンプルでOK!
一番最初に知っておくべき大事なことは、あれもこれもと「欲張りすぎないこと」です。お友だちにも「プレゼント交換してケーキを食べるだけの、小さいパーティだからね」と何度も言っておきましょう。
テーマを決めて一気に雰囲気づくり
まずは、子どもと親で一緒にテーマを決めましょう。好きなキャラクターや色、趣味をベースに考えると簡単です。
- 例:恐竜、プリンセス、スポーツ、宇宙
テーマが決まれば、飾り付けや食べ物も統一感を持たせることができ、手軽に特別感を演出できます。忙しいときは、100円ショップや通販サイトでテーマに合った飾りを揃えるだけでも十分です。
人数を絞って招待状を送ろう
招待する人数は最大でも「子どもの年齢+2~3人」が目安。ということは、8歳の誕生日だったら10人くらいまでが最大の人数です。もちろん、仲のいいお友だちを3~4人だけ呼ぶのも素敵ですが、2人とかだと、例えば風邪やおうちの用事などでもし急に来られなくなったとき、寂しくなってしまいます。何人かキャンセルが出ても大丈夫な人数を呼んでおけば、主役も安心して過ごせます。
- 招待状を送るタイミング:1〜2週間前
- 記載する内容:日付、時間、場所、終了時間、お礼の言葉
手書きでもデジタルでも、シンプルでOK! 返信をお願いする一文も忘れずに。
当日の「困った」を事前に解消!
それでは次に当日の注意点を見ていきましょう。まずは、「最初の10分間がとても大事」というお話です。
最初の10分で場を和ませるアクティビティ
友だちが集まる最初の時間は、みんなが緊張しがち。みんないつもと違って、どこに座っていいのか、何を話せばいいのか、そわそわしてしまいます。そこで、準備しておいた簡単なアクティビティで場を和ませましょう。
- 塗り絵コーナー
- 折り紙や風船遊び
メッセージボードも作ってもいいですが、いきなり「メッセージを書いて」だと、何を書こうかなって悩み始めるお友だちもいるので、塗り絵や風船遊びなど、単純なアクティビティがオススメ。これなら準備も手間いらずで、子どもたちが自分で楽しむ時間を作れます。
主役が途中でぐずったら?
パーティ中、主役の子どもが疲れたり不機嫌になったりすることも、よくあることです。主役としてちゃんとしなきゃと緊張してるときは、なおさらです。ぜんぶが思い通りに進むわけではないですからね。そんなときは「クールダウンタイム」を用意しましょう。
- お気に入りのおもちゃや絵本を準備
- ちょっとした休憩スペースを用意
また、子どもがゲームの司会進行役を担うと、自信がついてぐずりを防げることも。
親同士の緊張感も解消!
保護者が同席する場合、親同士も友だちとは限りません。「初めまして」が多くて緊張することだってあります。大人も巻き込んで自己紹介を兼ねた簡単なクイズやゲームを用意するのがおすすめです。
食べ物&お土産で特別感をプラス
ここがハイライトですが、頑張りすぎるのはやめましょう! みんなが集まって、いくつかのお菓子とジュースとケーキがあればいい、くらいの気持ちで十分です。とはいえ何かパーティっぽいメニューを、ということであれば、下記のリストを参考にしてみてください。
子どもが喜ぶ簡単メニュー
- 一口サイズのピンチョス
- サンドイッチのカットプレート
- フルーツ盛り合わせ
ケーキは市販のものにフルーツやクッキーなどでトッパーを加えるだけでも華やかに。余裕があれば、子どもと一緒に手作りするのも思い出に残りますが、びっくりするほど大変なので、ここは市販のケーキに頼っていいと思います。事前に通販で注文して取り寄せるのもいいですね。
プレゼント交換は予算を決めておく
プレゼント交換は、主役だけがもらうのではなくて、みんなが持ち寄ったプレゼントをくじ引きなどで交換する形で進めましょう。500円~1000円の範囲で予算を決めて、プレゼントを用意してもらいましょう。鉛筆や消しゴムなどの文房具、お菓子、小さなおもちゃなどがよいでしょう。男の子と女の子がどちらも出席する場合は、性別に関係なくもらってうれしい色やアイテムを選ぶようにしましょう。
お土産で最後に笑顔を!
プチギフトや手作りアイテムを用意すれば、子どもたちの記憶に残るパーティになります。参加する人が決まったタイミングで、参加者の数だけ透明のビニール袋を用意して、お菓子やシールを何種類か詰め合わせておくのがいいでしょう。こっそりひとつ多く作っておいて、みんなが帰った後に、自分も食べましょう!
- 例:お菓子入りのミニバッグ、シールセット
「これだけ準備すればOK!」チェックリスト
- テーマ:子どもと親で相談して決定
- 招待状:日付、時間、場所を記載して送付(手渡しでもいいし、メールやLINEでもOK)
- 飾り付け:テーマに合わせて100円ショップや通販で調達
- アクティビティ:塗り絵や簡単なゲームを準備
- 食べ物:手軽に作れるものや市販品を活用
- 交換プレゼント:予算を守って、誰でももらって困らないもの
- お土産:プチギフトを用意
このリストを参考にすれば、誰でも手軽にパーティを計画できます!
まとめ:完璧じゃなくても大丈夫!
パーティの成功は「準備の完璧さ」ではなく、子どもたちが楽しむことが最優先。そして一緒に参加するなら、親もリラックスできるのが一番です。子どもも親も無理をせず、楽しむ気持ちを忘れないでください。
たとえシンプルな誕生日パーティでも、子どもの記憶にはとびきり楽しい特別な思い出として記憶されることでしょう。笑顔あふれる素敵な誕生日パーティになりますように!